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N-4から始めるIPO準備

IPO顧問⇒内部監査支援⇒J-SOX支援の3ステップで
上場会社水準の内部管理体制を効率的に実現

クライアントの課題

クライアントの会社概要

  • 売上3億円未満
  • 従業員30名
  • IT業(SaaS)

 

N-4期から上場準備に着手したい

クライアントは、4年後に上場を目指すベンチャー企業で、短期的かつ急速に成長してきたため、社内の内部管理体制の整備は遅れていた。しかし、N-3期での監査法人や証券会社のショートレビューも見据え、経営管理体制整備も徐々に着手したいと考えていた。

 

そこで、上場コンサルティング会社の上場支援にかかる見積りを入手したが、非常に高額であったため、コンサルディング会社の導入は1期先送りにして自社内でできる限りの対応をするべきかどうか悩んでいた。

IKPのソリューション

IPO顧問から始める内部管理体制の土台作り。いきなり上場支援のための高額なコンサルティング料を払うことなく、まずは会社の組織や屋台骨作り

N-4期やN-3期では、IPOプロジェクトの前提となるガバナンス、組織体制や販売管理、会計方針の整理、関連当事者取引など上流部分が未整備の場合が多い。そのような状況下でIPO準備に着手した場合、上流部分の変更により、業務フローや内部統制の再構築、規程類の作り直しが必要になるなど、結果的に不効率となる可能性が高い。

 

そこで、IKPはIPOのためのフルパッケージサービスではなく、顧問形式である「IPO顧問サービス」を提案した。

IPO顧問サービスは、N-4期やN-3期のクライアントに提供しているサービスで、月数回の定例MTG形式で、ガバナンス、販売、購買、経理・財務、法務、労務・人事、情報システムにかかる内部統制上の課題の共有や会計方針の整理、上場準備のための課題解決策の提案、進捗状況の確認などを行う顧問サービスである。

定例ミーティングにより、その会社の状況に応じた課題の優先順位や解決策の提案が可能となる。結果的に、ミニマムで効率的な準備を始めることが可能となった。

 

N-2期以降の内部監査プロジェクト、J-SOXプロジェクトをスムーズにつなげる

N-2期やN-1期では、内部監査プロジェクトやJ-SOXプロジェクトの支援も実施する。

N-4期からクライアントの状況を把握しているIKPだからこそ、 N-2期、N-1期で必要なる内部監査プロジェクトやJ-SOXプロジェクトも、円滑に進めることが可能となった。

 

内部監査では業務領域、J-SOXでは会計領域が中心となるが、両者は重複する部分も多く、別々のプロジェクトとして実行するのではなく、一体として実施することが上場後の内製運用も考慮すると望ましい。また、内部監査は、金融商品取引法でアプローチが定められているJ-SOXと異なり、自由度が高く、広く実施することが可能である。このため、まずは内部監査プロジェクトの立ち上げ、後にJ-SOXで内部統制の精緻化が手戻りが少ない効率的な方法である。

 

計画通り、東京証券取引所のマザーズ(当時)への上場を果たす。

IPO顧問⇒内部監査支援⇒J-SOX支援と、内部管理体制を上場会社水準へと段階的に支援することによって、ミニマムで効率的な準備が可能となった事案であった。

導入事例

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