スタッフ(J-SOX支援系)の方
IKPは、J-SOX支援サービス及び内部監査支援サービスを行っています。J-SOXは内部統制報告制度といい、上場企業は必ず対応している専門性のある領域です。内部監査も上場準備の段階から必ず備えなければならない機能です。主に、上場企業もしくは上場準備企業向けの業務になります。
≪01≫ 収集帳票のリスト化及び帳票依頼・管理業務
J-SOX及び内部監査の支援サービスでは、クライアントから帳票を収集します。その際、必要な帳票を円滑に収集するために帳票のリスト化を行います。収集する帳票は、毎年一定とは限らないため、リストのメンテナンスも行います。
リスト化した帳票については、クライアントの各部署に対して提出依頼を行い、収集状況の管理や督促を行います。
基礎的な業務ですが、この巧拙が業務全体のスムースさやクライアント満足に直結します。また、収集する帳票や依頼する部署は多岐にわたるため、J-SOX及び内部監査の支援業務を通じて帳票収集・管理のベーススキルを身に着けることで、他のどの業務でも生かせるスキルとなります。
≪02≫ 内部統制の整備・運用評価及び調書作成
J-SOX及び内部監査の支援サービスでは、クライアントから収集した帳票に対して検証を行います。検証は、所定の手続書に記載された手続きに沿って適否を判定する業務になります。多くは比較的シンプルに判定できますが、稀に高度な判断を要することもあります。そのような場合は、上席者に判断を仰いで指示を受けることで進めます。
シンプルな判定を行える帳票と上席者に判断を仰ぐ帳票を適切に振り分けることが要求されます。最初は、企業の帳票も難しく感じると思いますが、いくつもの帳票を検証してくことで、帳票の読み方や検証の勘所が身についていきます。検証は、全社的なガバナンスに関するものから、会計に関するものやITソフトウェアに関するものなど、いくつかの領域があり、別のクライアントにも展開できる知見を得ることができます。
≪03≫ プロジェクト・マネジメントのサポート業務
J-SOX及び内部監査の支援業務は、基本的には1年間という単位で、かつ、IKPでは複数人のチームを組成し、クライアント側も複数関係者が関与します。したがって、タスクの進捗管理や課題管理などのプロジェクト・マネジメントを体系的に取り入れながら進めています。
プロジェクト・マネジメントを担当する上席者のために、自身のタスクの進捗状況を管理表に、適時・適切にアップデートすることでも十分な貢献になります。
また、プロジェクト・マネジメントは特別な資格は不要な業務です。したがって、チャレンジ次第では、プロジェクト・マネジメントの一部を担うことで体系的な知見・スキルを獲得することもできます。
≪04≫ J-SOX文書化や内部監査手続構築のサポート業務
さらに高度な領域としては、J-SOX文書や内部監査手続きの構築の業務があります。独力でやり切るには、相応の経験、ビジネスの知見、ヒアリングスキルが必要になります。一段上のチャレンジになりますが、上席者のサポートとして、文書等の一次的なドラフトをすることでも十分なプロジェクト貢献になります。