よくあるご質問：専門家（税理士・公認会計士・公認内部監査人）の方
IKPは専門業務の領域が広くて、すべてをカバーする自信がありません。
1人でIKPの専門領域をすべてカバーする必要はまったくありません。パートナーであっても、IKPの業務領域をすべてカバーできていません。私たちは各々が得意とする領域を持った専門家が集まってIKP全体で”シナジー・コンサルティング”を提供しており、1人ですべてをカバーできているわけではありませんので安心してください。
ただ、逆に言うと、いろいろな業務があるので、今まで携わってきた分野から少し視界を広げて周辺分野にも挑戦することができます。そうすることで自分の業務の幅を広げることができ、視野の広い専門家になることができます。
私は監査法人で監査経験しかありません。やっていけるか不安です。
IKPは多種多様な業務を提供していますが、すべて「会計・税務・ファイナンス」領域であり、サービスの根っこは「クライアントの課題についてソリューションを提供する」ということです。
会計・税務・ファイナンス領域は、監査をやっていれば「深度を横に置けば」基本的にすべて触れているはずです。会計はもちろんのこと、税務も申告書は作成したことがなくても税効果や税金関連勘定を担当していれば申告書の確認は行っていたはずです。ファイナンス領域についても、買収や有価証券勘定の監査などで評価会社が作成した株価評価書を見たことはあるはずです。そうした経験からIKP業務の大半について既に入口には立てています。
また、監査の「Audit」の語源は、「相手の話を聞くこと」。コンサルティング業務は、相手の話をよくきいて課題をしっかりと把握し、その課題を解決するためのソリューションを探し、まとめあげて提供することが重要なので、「相手の話をよくきく」という能力は実はとても役立つ能力です。監査法人にお勤めの会計士の方は周りが全員会計士なので、そんな能力は当たり前と思う人が多いですが、世間的にとても大切な技術と言えます。
なので、監査法人で監査経験しかない会計士の方でも十分に活躍することはできます。
私は準大手の税理士法人で一般税務の申告書作成ばかりやっていた税理士です。グループ通算制度などの特殊税務にチャレンジしたいですができますか？
もちろん可能です。
IKPは規模がまだ30人程度の小規模事務所です。このため、BIG4や準大手のような「専門部署」の設置はありません。税理士であれば、今までに未経験の分野であってもチャレンジすることは可能です。私たちの経験則からすれば、税理士資格を持ちチャレンジ精神がある方であれば未経験分野であってもパートナーと一緒に案件に携わることで一定のバリューは発揮できているように思います。
1人で未経験分野を担当するのは大変ですし、事務所としての品質にも問題が生じる可能性があるので、すべての案件をパートナーと一緒に進めます。なので、本人としても安心してチャレンジできる環境があると思います。
税理士としての深みを付けたいのでIT系企業のみに特化して担当したいです。
IKPは様々な業種・業態のお客様がいるので、現状では業種に特化して担当してもらうことはありません。ただ、専門家としての深みを付けたい場合は、可能な限り配慮した担当割を考えます。
私は公認内部監査人の資格を持っており、一般事業会社の内部監査室で勤務しています。会計士・税理士が集まるIKPでどのようはバリューが発揮できますか？
IKPの業務の中で近年伸びている業務がJ-SOX業務と内部監査業務です。
J-SOX業務は、J-SOXのアウトソーシングから改善支援、構築支援と幅広く行っています。内部監査室の人材不足・知見不足から社内リソースが確保できなかったり、人材の流動性が高まってきた昨今において社内ノウハウを蓄積することも難しくなってきており、大企業から中堅上場企業まで多くのご依頼を頂いております。
内部監査業務については、IPO準備企業を中心に内部監査の構築支援、アウトソーシングを行っております。J-SOXといった財務報告分野に限定せず、ゼロから内部統制・内部牽制機能を構築していく業務になりますが内部統制関連の知識が必要になり、多くのご依頼を頂いております。
J-SOX業務も内部監査業務も内部監査室で行われている業務そのものであり、内部監査室勤務で得られた知見は十分に発揮できます。また、CIA取得を通じて得た幅広い知識も役立ちます。
IKPは公認会計士・税理士の専門家が集まった組織なので一般事業会社のような雰囲気とはちょっと違うとは思いますが、「内部統制の専門家」としてバリューが発揮できる仕事環境があります。是非、一歩を踏み出してIKPでチャレンジして欲しいです。