マネージャー 公認会計士 多屋
北海道から週2・3日のフルリモートで関与。
今までの会計士キャリアも生かして家庭の事情とうまく両立して働ける環境があります。
多屋 美紀MIKI TAYA
2年目マネージャー(J-SOX支援) 公認会計士・税理士
仕事の内容を教えてください。
最初の10か月は業務委託で関与し、2022年4月から正社員としてIKPに参画しました。
J-SOX支援業務をメインで担当しており、「ソフトウェア・アプリ開発事業」、「不動産開発事業」、「エンタープライズ事業」などいろいろな業種の上場企業3社を担当しています。
2社はインチャージとしてプロジェクトマネジメントを行い、残り1社はチームのメンバーとして、実際に評価業務を行っています。海外子会社のご担当者宛に英語でメールを打つ機会もあり、仕事で英語を使うのは初経験だったので、良い刺激になりました。
キャリアとしてもJ-SOXにここまで向き合ったこともなかったので最初は手探りのところもありましたが、パートナーと密にやりとりをし、業務指示も的確ですぐに反応してくれるので、非常にやりやすさを感じています。
また、時間が空いたときには学校法人のWEBサイトの整備業務も行っています。もともと私の経歴として学校法人監査に従事していたのもあり、学校法人の「お役立ち情報」の更新などを手掛けています。
現状は、J-SOX支援業務の方が手一杯になってしまって、私はあまり関与していませんが、学校法人の監査、税務顧問、経理代行と幅広に受託しており、IKPの業務の幅の広さを実感しています。
今までのキャリアを簡単に教えてください。
2001年に公認会計士試験二次試験に合格し、大手監査法人に就職しました。ソフトウェア開発事業、建設業など10社程度の上場企業やグループ会社の会計監査やインチャージを担当しました。
その後、大学の独立法人化のプロジェクトに関与し、国立大学と私立学校などを中心に多くの学校法人に関与しました。
監査法人退職後は、自ら公認会計士事務所を立ち上げつつ、前職では、税理士法人の社員税理士を務めていました。
その一方で、会計士試験受験前に出版社で編集業務を行っていたことから、監査法人退社後にライターを志し、監査業務と同時に小学館のWeb雑誌の専属ライターもしていました。
現在は、公認会計士や税理士向けWebサイト事業を行う企業のチーフライターも務めており、IKPと兼業でライター業務も行っています。
IKPでは、会計士としての一般的なキャリアだけでなく、学校法人という特殊分野でのキャリアも生かせ、WEBサイトの整備においてライターとしての経験も生かせるので、今までのキャリアがいろんなところで役立っているなと感じています。
北海道からフルリモート、週2~3勤務という勤務形態ですが、実際に働いてみてどうですか?
数年前からWebメディアのライターの仕事を、フルリモートで行っていたため、特に違和感なく働けています。IKPでは、疑問があっても、teamsで質問すれば即座に回答をいただけたり、ミーティングも気軽に行えたりするため、質問できなくて仕事が捗らないということもなく、フルリモートでの悩みはありません。
今は、IKPの仕事とWebメディアの仕事の両方をしていますが、どちらも自分のペースでタスクを管理しながら進められる業務を任されているため(J-SOXは期限が管理しやすく計画が立てやすい)、フルコミットしていない点での弊害は感じていません。
子供が2人いますが、子供の体調や予定などに合わせて柔軟に働けるところも最大の利点だと思います。J-SOX業務では「急ぎの案件」ということはなく無理のない仕事ができるのが良いです。
また、二つの仕事を交代に行うので、片方の仕事で行き詰っても、次の日は別の仕事ができるので、息抜きになるのも良い点です。
フルリモートでの会計士業務も地方では難しく諦めていましたが、面接のときに、代表の細田から言われた「時間と空間を選ばない働き方を目指したい」という一言で、会計士業務も、ライターとのダブルワークも、家庭との両立もすべて諦めずにできるのだと、驚きと同時に働くならここしかないと思いました。
当然、仕事内容によってやり方は異なるので、すべてのケースに当てはめることはできないと思いますが、IKPは業務の幅が広いので、私のように地方から完全フルリモートで働くことも可能かなと思います。
求職の方へのメッセージ
私の場合は、家族の看護をしていて、いつ具合が悪くなり出社できなくなるか分からないため、定時で出勤して働くことが難しい状況でした。
その一方で、せっかく公認会計士の資格を持っているのだから、キャリアを途切れさせることなく働きたいという気持ちもありました。IKPは、そのような事情を汲んで、できる範囲でコミットして働くことができました。
また、定期的なパートナーとのミーティングがあり、やりたいことや働き方についても相談しやすい環境が整っているのも、非常にありがたく感じています。
会計士や税理士の方で、もし事情があって会計業界で働き続けることが難しいと思っている方も、ハードルを感じずに働ける環境がIKPにはあるので、諦めずにぜひチャレンジしてIKPに応募していただきたいと思います。