クライアントプロフィール
| 連結売上 | 6,000億円 | 従業員数 | 6,000人 |
|---|---|---|---|
| 業種 | 情報・通信業 | 市場 | プライム |
クライアントの課題
内部監査部門の業務範囲が広く、J-SOXに十分な工数が割けずに有効な検証や活動ができていなかった
- 内部監査部門がJ-SOX業務を管掌し評価も実施しているものの、内部監査部門は、いわゆる内部監査業務の他に自社内の業務改善の推進活動やM&Aに関連した対象会社への調査活動など、広範な業務を担っていた
- その結果、J-SOXの計画や評価及び新規プロセスへの対応や不備対応などに十分な工数が割けない状態が続いていた
- また、評価作業自体も工数のかかる評価が多く、新規ビジネスも多いため、J-SOX自体でも比較的工数が必要な状態であった
IKPのソリューション
評価領域に特化したアウトソーシングにより内部監査部門の工数不足を解決した。また、期中に発生した不備事項への対応策を立案して対応した。
- クライアントの課題に対して、IKPでは、評価領域についてアウトソーシングとして次の範囲の業務を受託した
| 領域 | 当社 | 子会社A | 子会社B | 子会社C | 子会社D | 子会社E | 子会社F |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全社統制 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 決算財務 報告プロセス （全社） |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 決算財務 報告プロセス （個別） |
◯ 9プロセス |
- | - | - | - | - | - |
| 業務プロセス | ◯ 1プロセス |
◯ 10プロセス |
◯ 11プロセス |
◯ 4プロセス |
◯ 3プロセス |
- | - |
| IT全社統制 | ◯ | - | - | - | - | - | - |
| IT全般統制 | ◯ 2システム |
- | - | - | - | - | - |
- 上記の評価範囲拠点、評価範囲領域に対して、通例の支援業務としては以下の業務を行った
- サンプル抽出、現場部署への資料依頼及び回収
- 整備評価、運用評価及びその調書化
- ロールフォワード手続き及びその調書化
- 監査法人への資料提出
- 監査法人からの質問に対する対応
- 通例の支援業務を進めるにあたり、内部統制上の不備事項が発見され、以下の対応を行った
対象業務・原因の特定
- 現場部署へのヒアリング
- 不備発生業務の把握・原因特定
不備対応の立案
- 不備対応統制業務の立案
- 3点セット文書の修正
- 不備対応の実行計画の立案（実施事項の整理とスケジューリング）
- 監査法人への確認
追加検証と調書作成
- 現場部署による追加統制とエビデンス収集
- エビデンスの追加検証
- 調書作成
- 監査法人への提出・質問対応
不備対応の流れ
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