株式会社インターナレッジ・パートナーズ IKP税理士法人

2011/10/05 新iPhone4S発表とソフトバンク・KDDI

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会計・税務だけでなく、ファイナンスや経営の全般的な情報を提供していければと思います。

 

最初のブログは、昨日アメリカで発表された『iPhone4S』に関連する話をしましょう。

 

<引用記事スタート>


 

「iPhone 4S」発表 デュアルコアA5プロセッサ搭載

ITmedia ニュース 10月5日(水)3時45分配信

 

「iPhone 4S」発表

 米Appleは10月4日(現地時間)、新型iPhone「iPhone 4S」を発表した。日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが10月14日に発売する。デュアルコアA5プロセッサを搭載し、グラフィックス描画性能は7倍に向上しているという。

 就任以来初の主要製品発表に臨んだティム・クックCEOは「iPhone 4Sはこれまででもっとも驚くべきiPhoneだ」と自信を見せた。

 外観はほぼiPhone 4と変わらず、3.5インチのRetinaディスプレイなども変更はないが、16Gバイトモデル、32Gバイトモデルに加え、64Gバイトモデルがラインアップに加わった。OSは最新の「iOS 5」。

 iPhone 4SはW-CDMA(UMTS/HSDPA/HSUPA)とCDMA2000(CDMA EV-DO Rev. A)に両対応。HSDPAの下り最大14.4Mbps通信に対応。2つの内蔵アンテナを自動的に切り替える機能を搭載し、データのダウンロードが大幅に向上しているという。

 裏面照射CMOSを採用した800万画素カメラ(3264×2448ピクセル)を搭載し、顔認識機能やホワイトバランスの改善などが図られている。処理を高速化し、最初の1枚を撮るまでに1.1秒、次の写真を0.5秒で撮影できるという。1080pの動画撮影(手ぶれ補正、ノイズリダクション付き付き)にも対応する。カメラの画像をAirPlay経由でテレビなどにライブ送信することも可能だ。

 Appleが買収したベンチャー企業による音声認識技術「Siri」を搭載。音声による検索などが利用できる。英語とフランス語、ドイツ語に対応し、日本語は非対応。

 サイズは115.2(高さ)×58.6(幅)×9.3(厚さ)ミリ、重さ140グラム。

 日本と米国、英仏独などで14日に発売する。米国価格は、16Gバイトモデルが199ドル、32Gバイトモデルが299ドル、64Gバイトモデルが399ドル。

 またiPhone 4の8Gバイトを99ドルで販売することも発表。8Gバイト版の3GSも、携帯電話事業者との契約により無料で提供する。主に新興国向けとみられる。

 iOS 5は10月12日にリリース。iPhone 3GS/4とiPad/iPad 2、iPod touch(第3世代/第4世代)に対応する。


<引用記事おわり>

【リソース】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000001-zdn_n-inet

 
『iPhone5』の発表があるかと思われていたみたいですが、その発表はなく、アップル株価も下落してしまったようです。
 
 さて、日本ではどちらかというと、「auからも販売スタート」というニュースの方がホットな話題ですね。一般ユーザとしては通信キャリアの選択肢が増えることは歓迎されることでしょう。
 <auのホームページ>
 
【リソース】auホームページ http://www.au.kddi.com/
 
 一方で、株式市場では、次のような反応となっています。
 【ソフトバンクの6か月日足チャート】

 

 【KDDIの6か月日足チャート】

【リソース】SBI証券 チャート画面より 

 

 マーケットでは想像とおりの反応でしょうか。なお、現時点でauは販売することのみ公表しており、販売価格や通信料金など発表しておりません。

 

 最後に、当社利用の財務データベースで、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク3社の直近財務諸表・財務分析データを比較すると次のとおりです。

 

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの財務比較PDF 

 

 ソフトバンクは、レバレッジきかせてるので、自己資本利益率は非常に高いですね。負債比率が400%と突出していることからも理解できます。

 

 また、比較して面白いのが、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社の時価総額(ないし企業価値)。売上でいけば、NTTドコモ4兆2千億円、KDDI3兆4千億円、ソフトバンク3兆円ですが、企業価値は、NTTドコモ8兆3千億円、KDDI3兆9千億円に対し、ソフトバンクは7兆3千億円。

 ソフトバンクは他の2社に比べて高い株価を示しているわけですが、要因はやはり成長性でしょうか。営業利益増減率で比較すると、ソフトバンクが35.05%と突出しています。

 

以上

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